水墨画を趣味として始めてみようと思った事がある人に質問です。これまで、満足いく教材に出会ったことはありますか?
また、その教材から満足行く作品を描くことが出来ましたか?
なかなか無いと思います。というのは、水墨画が単なる技術的なものだけではなく、より内面的な” 心” が重要な芸術だからです。
例えば、中野素芳は左のようなシンプルな竹を描くのに20秒程度しかかかりません。これは馴れているから速書しているのではありません。
仮に初心者の方でも、このくらいの時間で書くのが理想なのです。
このスピード感こそが、美しい墨の濃淡を描き出し、水墨画を奥行きのある絵にしてくれるのです。
例えば本などでいくら筆の持ち方を学んでも、それだけではダメなのです。
水墨画の雄大な奥行きを表現するには、筆を走らせるスピード、体の動きなど全体を伝える必要があります。そしてそれなくしては、水墨画は描けません。
そしてもう一つ重要なのが、” 心” です。水墨画は、自分の内なるイメージを、爆発的な勢いを持って半紙に描き出す芸術です。
そのためには、どのような気持ちで描いていくのか?どのようなもののとらえ方をするのか?そのための準備は?・・・。
こういったことも非常に大切なことなのです。この点も、これまでにあった教材でしっかりと伝わっていたとは思えません。
そう、皆さんは水墨画を描いているつもりで、単なる墨絵になってしまっていたのです。
水墨画素芳会では、
①中野素芳が実際に筆をふるい、生徒に指導するライブ映像(DVD)
②作品を描くための技術解説映像(DVD)
③技術解説の補足と、中野素芳による散文(冊子)
という3本柱で構成。” 水墨画” を描くのに必要な要素を余すところ無くお伝えしていきます。

其の一:墨をする